こんにちは!@nkichiishiです。
Webデザイナーに転職して一年。
日々腰や肩、首を爆発させながら、時には発狂したり血反吐を吐いたり血眼になりながら毎日を過ごしています。(楽しいですよ)
そして仕事はインプットとアウトプットの連続!
わからないことは都度ググりながらこなしていますが、土台となる知識は、駆け出しの頃に受けたスクールや、本で習得したと言っても過言ではありません。
そんな訳で今回は、私がWebデザイナーとして働き初めて一年の間に購入したもの、中でも実務で大いに役立っている本8選を紹介します。
Webデザイナー向けの書籍を購入する際に、是非参考にしてみてください!
デザイン関連
Adobe XDではじめるWebデザイン&プロトタイピング
Webサイトをデザインする際に使用する「Adobe XD」の使い方を詳しく解説しています。
実際に架空Webサイトのデザインを作りながら機能を学んでいけるため、XDを全く触ったことない初学者の方にもオススメです。
この本を読むまではなんとなくの直感でXDを使っていたのですが、きちんと学ぶことで「効率の良さ」を知れたり「こんなこともできるんだ!」という発見がありました。
現場の流れに沿ったXDの使い方も勉強になります。
あと表紙の写真をSNOWで撮影すると、さらに可愛く写りますよ!
著者は @matsu_eri さん。
あたらしい、あしらい。
デザインにおけるあしらい方法、色使い、フォント選びに役立つ参考書です。
Webサイトというよりは、バナーや紙のデザインを作る際の手助けになっています。
他に「ほんとに、フォント。」と「けっきょく、よはく。」というシリーズ本がありますが、「あたらしい、あしらい。」が一番最新です。
それぞれタイトルにちなんだ内容をメインに扱っています。
その中でも一冊だけ買うとしたら、最新の「あたらしい、あしらい。」がオススメ。
というのも、この本で紹介されているデザイン例においても、何のフォントが使用されているかという記載があります。
余白の考え方も、本書のデザインを参考にすれば十分学べると思います。
それにしてもタイトルの語呂合わせがうますぎですね!
次は「こづかいかせげる、いろづかい」とかどうでしょうか。
著者は @ingectar_design さん。
コーディング関連
CSS設計完全ガイド
Webサイトのページ数が多くなるほど増えていくCSS、サイトの追加修正で複雑になっていくCSS、さらに複数の人が関わると崩壊していくCSesuuゥァァッァァァア!!!オカーサーン!!!!!
と、発狂してしまいがちなCSSをどのように設計・記述していけば良いのか、参考になる本です。
「完全ガイド」という名の通り、自分が持っている参考書の中でもトップを争う分厚さ。
この本は「CSS本来の書き方」の解説ではなく「設計(全体の組み立てかた)」の本なので、ある程度CSSを書ける人向けです。
著者は @assialiholic さん。
Web制作者のためのSassの教科書
Sassを使うための環境構築方法、Sassの書き方、Sassを使った効率的なテクニックなど、Sassの魅力が詰まった本です。
これを見れば「CSSとかじれったくて使ってられないよ?君はどう??」と、急に得意げになってしまいます。
Sassを使うのにはエディタのプラグイン等でも簡単にできますが、Gulpを使った環境構築方法を別記事でも紹介してますので、気になった方は参考にしてみてください!
WordPress 仕事の現場でサッと使える! デザイン教科書
WordPressの構造やサイトをWordPress化する方法、WordPressの効率的な運用方法などが学べる本です。
私が駆け出しの頃は、この本でWordPressの基礎的な構築方法を覚えました。
本の中で実際にHTMLで作られた架空サイトを一からWordPress化していくので、実践的でとてもわかりやすいです!
近年出た改訂版には、WordPress5.0の新エディタ「Gutenberg(グーテンベルグ)」の使い方も載っています。
一番お世話になってる本で、Kindle版と紙版を所持しています(紙版はTwitterのプレゼント企画で著者の中島さんにいただきましたm(._.)m)。
お陰でいつでも「サッと」取り出せます。個人的には紙版の方が「サッと」しやすいです。
著者は @kanakogi さん。
ツール関連・その他
Gitが、おもしろいほどわかる基本の使い方33
Web制作を行う上で「バージョン管理」を容易にできるのがGitです。
Gitというと、黒い画面でコマンド入力して〜みたいなイメージがあるかもしれませんが、この本はSourceTreeというGUIツール(視覚的に行えるもの)を利用する方法が紹介されています。
私もこの本を参考にして、自社にGitを導入しました。
Gitを使う前は、FTPでダウンロードしたものをコピペして保存して変更したらアップロードしてコピペしたものとアップロードしたものをフォルダに保存しtんんんぬうううぅぅッッって感じでした。
バージョン管理ツールを使うと、ファイルが乱雑になりにくい&間違って上書きしちゃっても大丈夫という心の余裕ができるので、是非取り入れたいですね。
著者は @megane9988 さん、他。
コンバージョンを上げるWebデザイン改善集
Webサイトは作って終わりではなく、そこに成果(コンバージョン)を発生させなければ意味がありません。
コンバージョンを上げるためにサイトの作りをどのようにするべきか、参考になる一冊です。
そしてこの本を読むことで、サイトを提案・修正する際の自信材料になります。
上司に、社長に、クライアントに、クライアントのお偉いさんに対して説得力が増します。
「コンバージョン」という横文字を滑らかな口調で発音できるようになります。
監修は @ryuka01 さん。
イラスト図解式 この一冊で全部わかるWeb技術の基本
仕事上色々なことを調べている中で、よく見るけどイマイチよく理解できてないWeb用語がたくさんでてきます。
そんな「よく見るけどイマイチよく理解できてないWeb用語」がほぼ全て載っている本です。
読んでると「あーコレコレ!!コレが何なのか知りたかったんだよコレコレ!あーコレコレ!!!」というコレコレマンになります。
図解式なので、頭に入ってきやすいのも GOOD!
監修は @dkfj さん。
まとめ〜その知識を得る前に
ここで紹介した本は、私がWeb業界に転職してから購入したものがほとんどです。
現場に入る前の知識としては、HTML/CSSで簡単なサイト制作ができるくらい。そしてWordPressを少しかじる程度。
転職後に「この知識・技術は必要だな。もっていたら仕事の効率やクオリティがあがるな」と感じた部分を穴埋めしてくれる参考書を購入し、学んできました。
そこでお伝えしておきたいのは「この知識は必要かもしれない」という不確定な段階で多くの勉強するというのは、少し非効率ということです。
例えば「WebデザイナーになるにはJavaScriptも書けたほうがいいかもしれない」と感じて、JavaScriptの勉強をし始めるのはちょっと気が早いということです。
というのもこれは過去の自分なんですが、駆け出しの頃にProgateやドットインストールでせっせとJavaScriptを学んだりしてました(結局わけわからなすぎて挫折した)。
しかし現職では、一からJavaScriptを組み立てて〜みたいな案件はありません。今のところその知識をつける優先度は低いです。
Webデザイナーであれば、HTML/CSS、デザインの知識はある程度必須として、とりあえず現場に入り、そこで何が必要かを知ってからガッツリ勉強したほうが良いと思います。
そして何より現場が最大の学習の場です。責任が伴うのも含めて。。
Web制作やデザインに関する情報はネット上にもたくさんあります。
私もちょっとしたことはネットの情報で学ぶことも多々ありますが、本においては知識や技術を体系的に理解できるはずです!是非参考にしてみてください。
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