異業種からの転職活動って実際どんな感じなんだろう…。まぁ、いざとなれば力技で内定もらえばいいだけか!!!
転職活動って不安が付きものですよね。
特に未経験から異業種への転職に至っては、不安五割増しです。
この記事は、私(@nkichiishi)が転職活動をしたなかでの応募の仕方や実際の選考結果を踏まえ、未経験からWebデザイナーになるベストな転職サイトの使い方をまとめました。
あくまで私の一例ですが、これから転職活動する方は多少なりとも参考になると思っています。
ちなみに「未経験からWebデザイナーになる」と言いましたが、これって当たり前のことですよね。
産まれた瞬間からプログラミングやデザインの知識を兼ね揃えて、産声の代わりに「Just Do It!(行動あるのみ)」と言って実績を作り始める赤ちゃんなんていません。
始める時期が違うだけであって、誰でも最初は未経験。
ですが、始める年齢によって未経験からのハードルが下がったり上がったりするのも確かです。
なので、ここでは私の転職時のスペック
- 男
- 28歳
- Web業界未経験(前職は医療職。退職済)
- 地方在住(東京の企業に転職希望)
- カメラが趣味
- ポートフォリオ制作済み
- 年始のおみくじは末吉
以上の条件を踏まえてお話させて頂きます。
転職活動の概要
52社の企業に応募
転職活動すべてを通して応募した企業数は52社でした。
これを多いと思うか、少ないと思うかは人それぞれですが、執筆時の今では「よくこんなに応募したな」と思っています。笑
以下、結果の内容です。
- 内定:3社
- 選考辞退:4社
- 二次面接落ち:2社
- 書類選考落ち:39社
- 応募するも連絡なし:4社
52社のうち、書類選考が通り、面接までいけたのは9社でした。
他はすべて書類選考落ち(エージェント経由だと推薦落ちも含む)又は企業からの返信なし という結果です。
通過率として約2割。
最初エージェントを利用して就活を始めたとき「未経験からの書類選考の通過率は2割くらい」と言われましたが、蓋を開けてみればまさに妥当な数字でした。
転職活動期間
私は8月のお盆開けから動き始め、9月の下旬に初めて内定を頂きました。
その時期に第一志望の企業からも内定をいただけたため、転職活動を終了としています。
期間としては約1ヶ月半でした。
エージェント or 直接応募
エージェントを介して応募
Webデザイナーの就職活動を始めたころはエージェントしか使っていませんでした。
業界未経験だったので、直接応募に躊躇してしまっていたのが主な理由です。
なのでサポートをうけつつ転職活動をしたいなという気持ちから、エージェントに頼っていました。
ちなみに利用させていただいたエージェントサイトは以下の3つです。
これらのサイトから合計38社応募しました。
その中の2社の企業で書類選考→一次面接→最終面接と通過。
書類選考通過率は1割にも満たなかったです。
そして、2社とも最終面接後に「不通過」という結果で終了。
直接応募
実際東京まで面接しに行って、結局両方ダメだったので少しダメージを食らいました。
最終面接までいけたからきっとどっちかは受かるんじゃないかなぁ…。
みたいな感情もありました。
2社しか受けていないのに何言ってんだよって感じですよね。完全になめてました。
エージェントでの応募が思わしくなかったので、今度は直接企業へ応募。
この時点で応募に対する躊躇さはなくなっていたので、スムーズに応募ボタンを押せたと思います。
ちなみに直接応募といっても求人情報サイトの利用が主です。
以下の3つを利用しました。
これらで合計14社に応募して、7社が書類選考通過。
書類選考通過率は5割でした。
その後選考を進めていき、第一志望含む3社から内定をいただいた時点で、その他の企業は途中で選考辞退しました。
それぞれのメリットとデメリット
以上の内容からすると、応募は直接応募一択だと思いますが、エージェント利用と比較してそれぞれ感じたメリットデメリットを紹介します。
エージェント
メリット
- 転職活動がマンツーマン
- 履歴書、職務経歴書の添削をしてくれる
- 過去同じ企業を受けた人のレビュー(面接内容・担当者等の情報)がわかる
- 面接後、エージェントが企業に自分をプッシュしてくれる
- 企業と直接やりとりしなくてよい
- 応募、選考の管理が楽
デメリット
- エージェント会社が大体関東(主要都市)のため、地方にいると直接面談ができない
- 未経験可で希望に沿った求人があまりない(私の使用感)
- 「応募数増やしましょう」とプッシュされるが、書類選考が全然通らない
結構デメリットが絶望的なんですよね。書類選考が通らないと話になりません。
実際履歴書や職務経歴書は添削してくれるので、そんなひどい書類ではなかったと思いますが。。
そしてエージェントを介して企業へ応募するということは、企業は報酬料をエージェント会社に払わないといけません。
採用が決まって入社したら、その人材の年収や月給の数割をエージェント会社へ支払います。
調べたところ某転職エージェント会社は、報酬として給与3ヶ月分が採用企業から支払われるらしいです。
仮に月20万の給与として、採用決まったとしたら60万払わないといけないということです。
そう考えると本当に優秀そうな人材、もしくは育てがいのある若い人を取ろうとする傾向が強くなるのも自然かなと思います。
応募たくさんくるわねー。アラサーで未経験?高い金払ってそれはないわね。
未経験でも若手で伸び代のある人欲しいなぁー。
うち20代でもバリバリやってる人多いから、年上の未経験がくるとどうなのかしら。
かわいくてピチピチな子、頼むね。
(※あくまでも妄想です)
次は直接応募のメリットとデメリットです。
直接応募
メリット
- 中小、ベンチャー企業が多い
- 未経験可が割とある
- 企業と直接やりとりすることができる
- 比較的返信が早い
デメリット
- Skype面接とかはなく、一次面接から本社でと言われることが多い
- 複数応募の場合、管理や面接のスケジュール調整がハード
エージェント利用のメリットとして「企業と直接やりとりしなくてよい」とあげましたが、直接応募のメリットは「企業と直接やりとりができる」です。
なにが言いたいのかというと、やりとりって面倒なんですけど大事なことなんですよね。
文章考えて、誤字脱字ないか確認して、何回か読み直して変な日本語になってないか吟味したうえで送信。エージェント経由だと、この作業がないので楽です。
(だからと言ってエージェント担当に「あざーっす!」とかいう文章はダメに決まってますが。笑)
就活って、採用担当や社長に「この人と働きたい」って思わせたもん勝ちです。
実績によりけりな部分もありますが、実務経験なしでの実績なんてたかが知れていると思うので、結局未経験者で一番重要なのは人柄に尽きると思います。
面接にプラスして、そういうメールのやりとりでも自分で考えた愛嬌のあるメッセージを意識することで、割とアピールできる部分があります。
そしてまたお金の話ですが、調べたところ某求人情報サイトの掲載料はだいたい3万〜20万でした。
また採用したからと言って、何十万とお金を払う必要がありません。掲載料だけです。
加えて、そこまで採用にお金をかけれない(と言ったら失礼かもしれませんが)中小企業やベンチャー企業が多いです。
これらのことを踏まえると、エージェントを介さない求人情報サイトのほうが未経験でも敷居が低いなと感じました。
しかしスケジュール調整は全て自分でやらなければいけないので、その点だけ注意が必要です。
まとめ
一番効率のよい転職活動
「未経験者はとにかく応募しまくる!」というのも間違いではないですが、数打って当たった企業に入社するのが就職活動ではないです。
未経験なので選ぶ幅は限られていますが、それでも選べます。
そして一番効率の良い転職活動の進め方は「エージェントを利用しつつ直接応募する」ことだと思います。
エージェントを利用して、履歴書、職務経歴書、ポートフォリオなんかを添削してもらいつつ、求人を紹介してもらいつつ、自分でも求人情報サイトを見ていいなと思う企業に応募する。
そうすることで、それぞれのメリットをいいとこ取りできます。若干ハードな部分もありますが。
未経験可で、〜系の求人があればお願いします。あと履歴書と職務経歴書、面接時の質問の回答をこのように直してみたのですがどうでしょうか。ありがとうございます。
別の求人情報サイトで応募ポチー
最終的にこんな使い方をしていました。エージェント会社側からしたらマジ迷惑ですよね。笑
しかし利用できるものはすべて利用するくらいの勢いで挑んだほうがいいです。
流されたらダメです。転職は割と人生のなかで一大イベントなので。
そして就職や転職自体、運要素も多いにあります。
今年の初詣で末吉だった私はこんな感じでいけました。
なので大吉だった人は問題ないと思います。
凶だった人はごめんなさい。わからないです。笑
やるべきことをやったなら、あとは神社でお参り。もしくは流れ星にお願い事でもいいですね。
神だろうが、隕石だろうが、利用できるものはすべて利用して、就職活動に挑んでみてください!
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